初夏の頃不動産業の友人と2人でオランダ・ベルギーを視察してきました。
通常なら前もって視察先をパンフレット等で予習してから旅立つのでしょうが、
仕事に追われながらの視察になってしまったので、行きと帰りの飛行機の中や
夜のホテルの部屋でパソコンで仕事をしていました。日本との時差は7時間です
ので、オランダ・ベルギーの夜中の2時が日本の午前9時です。うとうとしかけた
頃に携帯電話が鳴り出して、仕事モードになっていて、観光のバスの中で仮眠
を取りながらオランダ・ベルギーを満喫してきました。初夏のヨーロッパは白夜の
ようで、夜の時間が本当に短く、朝5時頃には明るくなり、夜9時頃まで日が
暮れない。おかげでほとんど安眠することが出来ませんでした。
日本の表玄関の成田空港です。空港の中で日本らしい物を見つけました。
これが無ければ、空港にいてもどこの国にいるかはあまりわかりません。
路面電車と水上バス
道路幅が狭いので小型車が多く見受けられました。
ポリスボックスです。古い町並みを保存しているので、新しい建物は、仮設の様です。
電源は発電機ですから本当に仮設事務所みたいでした。
街灯です。街の中には電柱が1本も建っていません。景観に配慮してなのでしょうか。
街灯は、建物と建物をケーブルで結んでその中間に空中にぶら下げてありました。
オランダの自転車です。なんだかレトロな雰囲気をかもし出しています。
広告を貼り付ける場所が決まっているようです。悲しいのは建物外壁へのいたずら書き。
街並みの雰囲気を阻害しています。
建物が倒れかけています。写真を撮った私の腕が悪いのではなく、オランダ旧市街地では建物が
垂直に建っているのはとても珍しく、ほとんどの建物は傾いています。理由は建物の基礎ぐいが
木ぐいなのである日突然傾くことがあるそうです。日本では考えられない事です。
船も住居です。運河に係留している船も住宅です。この船1隻で日本の住宅と同じくらいの価格で
不動産取引がなされるそうです。今は係留する場所が全て埋まっていますので、新しく船を係留
させて住居として使うことは出来ないそうです。右の写真はバス停です。道路で赤く舗装されている
部分は自転車専用道路です。ここでは歩行者よりも自転車が優先ですので、自転車にひかれる事
がありえます。オランダは国土がほとんど平らですので、ほとんどの人が車を使わず自転車で移動しています。
オランダと言ったらやはり風車でしょう。風車の羽根はベランダの床ぎりぎりの所で回っていました。
巧みの技なのでしょうが、機械設計者の立場から言わせてもらうと、かなりきわどい。危うい。
風車の内部です。石臼の石以外ほとんどの部品が木で出来ています。建物の耐力を上げる為に
筋交いのたすき掛けで壁面の補強により、風車の回転力と風圧力への対抗をしています。
筋交いの使用はこういった建物から始まったのかも知れませんね。しかし全方向にたすき掛け
筋交いが入っていても、風が強く吹いている時で、風車が回っていると、建物がかなりギシギシと
きしんでいて、中にいると本当に壊れるのではないかと思うくらいでした。
アントワープと言えば「フランダースの犬」で日本人には有名なこの教会。遠くからでも目立ちます。
ネロ少年が月明かりの中で見た絵はこの3枚の内どれだったのでしょうか。
内部は壁及び柱を白く塗る工事を進めている最中のようです。これだけ窓があるのにあまり明るくない。
その対策も兼ねているのかもしれません。ステンドグラスはあまり光を通さないものだと思いました。
ブラボーの銅像のある広場です。ヨーロッパの都市はこのような広場を中心として広がっています。
銅像のブラボーは英雄のようですが、私にはわかりませんので、パンフレットにて御調べ下さい。
自動車が馬車を追い越さない。馬車が優先なのか。小型観光トロッコバス。
ドンキホーテの銅像。理由はわかりません。石畳は歩くのが疲れます。きれいなのですが。
アーケードの内部です。雨が降っていたので、かなりの人でごった返しています。飲食店は
店舗内のスペースが狭いので路上にまでテーブルを出しています。おかげで歩くスペースが
本当に狭くなってしまっています。でも、この方が活気があるように見えますね。
ここも有名な広場なのですが、名前は定かではありません。ただ、観光地として、建物の改修を行う時に
仮囲いに、その建物の等身大の写真を使うのは良いアイデアだと思いました。風景に溶け込んでいますね。
小便小僧です。かなり小さい、でも観光客は彼を見に来ます。本当に街角の小さなモニュメントです。
街角パホーマーさんです。全く動きません。雨が降っているのに。プロですね。
石畳に身障者用の駐車スペース。しかし、この段差で大丈夫なのかな。
石畳の排水溝。竹と赤で中華料理店と思いきや・・・。
中庭もモダンです。ウィンドウ越しに畳の上にベット。和洋入り乱れております。
歩きつかれたので、ちょっと一杯。アルコール度数8.5%。最初は癖があるなーと感じましたが、
2杯目は、おいしく感じてくるところがベルギービールらしいです。飲みすぎに注意。
ちょっとトイレをお借りしました。友人と2人でホテルのトイレを借りようとしたら、ボーイに止められ1人
ずつトイレに入りました。外観はきれいなホテルですが、トイレットペーパーの置き方がいただけない。
街中に公衆トイレが存在しないので、本当にホテル等でトイレを借りるしかありません。ビールの飲みすぎ
ということもあったのですが・・・・・・・・。
ゲントのシンボルタワーです。
タワーの内部は人が行き違いするのがやっとです。
鐘撞はモーターで一定時間ごとに行われているようです。
きれいな街並みですねー。
清掃車と路面電車。
ベルギーでよく見かけたクレーンです。タワークレーンは1台も見かけなかったです。
設備工事は大変です。しかし、街並みを守るためです。
そろそろ日本食が食べたい。しかし、寿司は高すぎて手が出ません。
バス停です。デザインがおもしろい。
馬車が優先のようです。かなり頻繁に馬車が来ます。馬のお尻に糞を受ける布が付けてあります。
それのおかげなのか、石畳は非常にきれいで、ふん尿の臭いがただよってはいませんでした。
古都ブリュージュは人が住んでいない時期が長くあった。しかし、石で作られた建物がそのまま残っているので
16世紀の建物や橋を見るだけでなく触ったり、渡ったりすることが出来る。
ビーチのレストラン日本で言えば海の家。
堤防の上の道でも石張り。金と手間がかかっています。
砂が白いのが印象的です。
遊泳禁止なのでしょうか。ちょっと水に浸かってみました。